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Game for May

と言うことで、行ってきましたQueen Elizabeth Hall。
まずは座席が、チケットを取ったときの座席表と全く違ってて(笑)前から4番目とかなり良い席だったのですが、
友達に携帯でテキストを送って顔を上げると、そこにはグレアムとOwenが(笑
まぁ、2人共に彼女連れで...ごにょごにょごにょ(笑
要は出番が来るまで最前でご観賞。
よってワシは初っ端からフロイドどころでなかったわけですが(笑 

Game for May _b0018861_411689.jpg思えば1967年にPink FloydがここQueen Elizabeth Hallで"Game For May"をやってから40年。
客席には当時も参加してたわよ組が続々と(笑)ワシなんぞヒヨッコ同然。
LiveはPink Floydと言うよりはSyd Barrettの追憶で、セットリストもほとんど1stとSydのソロからでした。
で、今日の主役のRobyn Hitchcock氏、Syd Barrettに多大な影響を受けてるだけあって、声とか歌い方とかそっくりで。
Sydがもし正気で年を取ってたら、こんな感じなんだろうなと、酷なこと思ってしまった.......
かなりな毒舌だけど(笑
George Michaelとか、Jim Morrisonとか皮肉たっぷりにボロクソ言われてました。 

そんなこんなでHitchcock氏のSydの世界に浸ってると、いつの間にかグレアム君、ステージに登場。
なんか右側に立ってるグレアムを観るだけで、ちょっと感動でしたが(笑
"Candy and Currant Bun"という、グレアムらしいコアなスタート。
次が"Pow R. Toc H."。一応コーラス(?)も参加(笑
ってか、他にギターが2人(Robyn Hitchcockと、Mercury RevのGrasshopper。に、加えてツインドラムとTerry Edwards氏のキーボード+サックス&トランペット)いるので、グレアムは完全のサイド、と言うかバックギター。エフェクトを使っての効果音というか、ノイズ的な役割で(これが売りでもあるんだけどさ
しかも最初のCandy and Currant Bunは音も小さくて、グレアムのギターがさっぱり拾えなかったっす。
しかも本人なにかとってもナーバス(笑
あまりに落ち着きないんでギターの調子がおかしいのかしらと思ったんすが、曲が終わると落ち着く人(笑
”Pow R. Toc H.”の最初のコーラス(?)も、グレアムだけ一拍多かったような気がしたんすが(笑)笑って頭かいてたからマジで間違ったのかも。わはははははは。
でも、第1部最後の曲"Interstellar Overdrive"は圧巻だったっす。心地よくタイムスリップしました。

で、第1部終了。お年寄りのGigに多い中休み(笑)みんなビールとトイレに、いそいそと出かけますが、ワシはこの中休みが大嫌いっ。折角の乗ってきた気分が台無しになるんだもの。ミュージカルでないんだから続けようよぉー。

Game for May _b0018861_344656.jpgで、第2部はIsobel Campbellともう1人ギターの男の人(名前忘れた)とHitchcock氏、3人でSydのソロ作をアコギ再現。
"Terrapin"、"Love You"など最高だったんですが、特に "If It's in You"はSydそっくりで。涙腺うるうる。
で、最後の"Wined And Dined"になって、Hitchcock氏が、"これ、グレアムがやりたいって言ってたんだよなぁ"とぼそっと言ったら、グレアムBluelyを持って登場(笑
Hitchcock氏、ギターの男の子に、はい替わって替わってみたいな(ちと可哀想だった 笑
で、いきなりグレアムのヴォーカルでスタート。勿論リードギター。最高(笑
派手なソロはないけど、やっとグレアムの音が聴けて良かったっす。しかも久々のBluely。しかもワシも大好きなWined And Dined。ほんまに最高でした。 

で、再度、出演者全員登場でフロイド共演。
今度は音は大きめだったもののリフが多くて(笑)やっぱり何か物足りない。
知らない間にソロのギュインギュインのギターに慣れてしまったワシ(汗
で、"Lucifer Sam"が終わってHitchcock氏が、"アンコールとして、もう1曲やります"と、その後なんたらかんたら喋りまくっている間、また妙に落ち着かないグレアム君。
ドラムに行ったり、ベースと喋ったり、終いにキーボードのTelly氏と何かごちゃごちゃ話し、紙を見せてもらっている。
で、"See Emily Play"が始まって気が付いた。
グレアムが見せてもらってるのは楽譜。
要は多分、"Lucifer Sam"で終わるはずだったグレアム君。
アンコールでもう1曲となったとき、ドラムに行ったりベースに行ったりは、"ねぇ、何?何やるの?"だったのかと(笑
で、真剣に楽譜を見ながらのギター演奏、笑ってしまった(笑
まぁ、途中からは見ないで弾いてましたが。流石。ってか、気付けよバンド(笑

と、面白かったのが、Hitchcock氏のメンバー紹介。
ギターの人のとき、"彼は40歳。今日のバンドの中で最年少だね"と。
で、他の面子が、"や、グレアムがいるじゃん。"って言ったら、Hitchcock氏、
"えええええ、グレアムUnder40なのぉぉ????"だって(笑
おいおいおいおい大御所とは言え失礼な奴だなぁーーと思いましたが。
グレアムすまなそうに、"うん、Thirty....eight...."って言ってました(笑
まぁ、大してね、変わらんけど(笑

思えば最後の最後まで緊張というか、挙動不審なグレアムでした(笑
ステージ降りるときも、とっとと下がっていいもんか、何かすべきなのか、満面笑顔で悩んでました。
もうファンはみんな母親気分さね(笑 

Live全体の印象は、舞台効果というかセットに凄く凝ってて、サイケ感満喫しました。
常に極彩色の映像がバックに流れてるし(お陰で写真が全部サイケだけど。ってか、珍しく撮影禁止だった)バックで踊ってる女性も1人妊婦なあたり、流石。妊娠10ヶ月だそうっすが、ガンガン踊っておりました。素敵。
と、途中髪に花を飾ったヒッピー風の女性が沢山下りてきて、客席に生花を配ったり。
客席も当時を思わせるコスチュームで来てる人もいましたが、何せ皆様体型が変わってるもんで、ヒッピーと言うよりは麻原彰晃風(笑
前に生のガーベラを沢山飾ったでっかい帽子をかぶってる女性がいたりして。
なかなか邪魔でしたが。あはははははははは。
でも本当に古き良き時代だなと。
日本の昭和40年代の音楽とかってあまり聴かないもんねぇ。
この頃のイギリスにちょっと住みたかったかも。 

終了10時15分。
あまりの早さに、そのまま友達の家になだれ込み、3時まで飲み明かしたワシでした(笑
牛のようにサイケな写真はワシの隠し撮り。もっとマシな写真は、こちらで。
関係ないけど、一番上の写真のギルモアがStrokesのニコちゃんに見えるのはワシだけですか。

で、更に関係ないけど(笑)この写真が素敵。
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よく、前で酒飲めるよなぁ.....



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素敵な会話、予想の数々......
(すべて会話は師匠が先です)
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ってか、おっさん2人、カバン斜めがけは可愛いなぁ(笑

そして、motoさん用にもう1つ(笑
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by alloverme | 2007-05-29 03:26 | Graham Coxon